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2010年09月 アーカイブ

機能性食品と健康食品の違い 2

前回の1988年を見ていただくと、大塚製薬が「ファイブミニ」を発売しています。


山田邦子の「やまだかつてないうまさ」というCMを思い出す方もいるでしょう。


機能性食品のターニングポイントは、この「ファイブミニ」でした。


食物繊維入り飲料として出された同飲料は、若い女性をターゲットに開発されましたが、サラリーマンや30代の主婦層にも顧客を広げ、爆発的にヒットしました。


発売の年の売り上げは240億円。


年間30億売れればヒットという飲料業界の常識をはるかに越えた製品でした。


ヒットの最大理由は、これまで「食」で摂っていた食物繊維を「飲む」スタイルに変えたことでしょう。


手軽さとファッショナブルな感覚が人気の要因だったと思われます。


わたしも時々飲みますが、味も美味しいです。


ともかく、この「ファイブミニ」のヒットによって、他のメーカーも本格的に機能性食品の開発と販売に取り組み始め、厚生省も機能性食品の認可に重い腰を上げたのです。

機能性食品は健康の味方?

一時期、健康食品による被害が取り沙汰されたことがあります。


健康食品が売れだしたのは、昭和50年代の初頭。


加工食品、インスタント食品の氾濫に伴い、「食」による健康の維持が社会的関心事になったころです。


むろん真面目で誠実な業者もありましたが、中には金銭目的だけで法外な値段の物を販売する業者も少なくはなかったのです。


そうした業者の扱う食品は服用すると害になるものも多かったのです。


酸化ゲルマニウムの服用により、6人が死亡するという痛ましい事件も起きています。


機能性食品はどうでしょうか。


現在のところ事故は起きていませんが、機能性食品の崇拝には眉をひそめる医療関係者も多いのです。


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