機能性食品は健康の味方? 2
機能性食品は確かに便利です。
たとえるなら"ピンポイント攻撃"とでも言いましょうか、ビタミンCが足りないと思えはビタミンCが多く入った食品を摂ることになります。
しかし、人間はひとつの栄養素のみで生きているのではありません。
東京理科大学のある教授は『機能性食品の驚異』(講談社)中で、機能性食品のよさを認めつつも、次のように語っています。
「機能性食品でも過剰に摂取すれば有害となる可能性は大きい。
有効な成分を添加したり濃縮しているため、自然の食品の摂取では起こりえない、ある成分が過剰に体内に取り入れられることは大いに考えられる。
(中略)ビタミンAを過剰摂取すると、頭痛、吐き気、刺激的尤進、嗜眠を起こすことがある。
ビタミンDでは、臓器への石灰沈着をうながし、腎障害や骨の障害を起こす。
ミネラルでは、食塩の過剰摂取を防ぐ効果のあるカリウムも腎臓障害のある人が摂取すると、症状が悪化することがある。
流行の食物繊維でも、過剰摂取は下痢を起こしたり、必要な栄養素であるミネラルやビタミンの吸収を妨げる」。