日本の輸入と輸出
国家が貿易を一元的に管理し、海外からの影響を完全に遮断することによって、対外・対内政策を一体化した形で価格政策が運営されています。
その結果、これら国家貿易品の輸入数量・売渡価格はもっぱら国内政策との関連できめられることとなります。
それでは、それらは具体的にどうなっているのでしょうか。
まず、輸入数量についてみると・・・
1.国内自給を基本とするもの・・・米
2.国内供給を優先し不足分を輸入するもの・・・小麦
3.一定の価格基準を定め価格高騰時にのみ輸入するもの・・・脱脂粉乳・バター等
・・・という三つのタイプがあります。
米の場合には国内米の生産が過剰で生産調整を実施していることを理由に、現在輸入はまったく行なわれていません。
これに対して、小麦の場合には総需要見込量から国内生産見込み数量を差引き、残りが輸入数量にあてられています。
ちなみに1989年の小麦の総需要量469万トン、うち国内生産81万トン、輸入388万トンであり、輸入が8割強を占めています。
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