国連の性格 2
ソ連のスターリンも、ルーズベルトに対しては敬意を払っていたことが伝えられています。
(例えば、ソ連外交に長い間影響力を持ったグロムイコの回想録)。
・・・さらに無視できない要素としては、アメリカが参加しなかったことによって連盟の機能と権威が大きく損なわれたという意識が、各国の行動に影響を与えたということが指摘されます。
つまり、アメリカの国連への参加を確保する必要があるという考慮があったために、各国はアメリカの提案をなるべく受け入れるようになったというわけです。
湾岸戦争に際してアメリカのブッシュ大統領は、国連(安保理)決議に基づいて行われる湾岸戦争が勝利を収めれば、「国連の創始者が意図した国連の姿が再び立ち現れる」といいました。
湾岸戦争の勝利を受けて開かれた91年の先進国首脳会議(ロンドン・サミット)の政治宣言は、「創始者の意志に沿った国連の役割」の回復を高らかに宣言しました。